すっきりしない曇り空です。
午後から、回復して行くようですが・・・・・。
屋根瓦葺き替え工事は、今日で5日目です。
既存の瓦は、小豆色をした赤っぽい瓦でした。
これは、「塩焼瓦(赤瓦)」と言われる三州瓦の主流品でした。
名前の如く、焼成の途中で塩を投入し、焼き上げて作ります。
塩焼瓦は丈夫なことに加えて、含水率が非常に低いことにより、
凍害に強く、寒冷地に最適な屋根瓦だったのです。
塩害にも強いことから、寒冷地でもあり、沿岸地域でもある敦賀の土地にも
非常に根付いた屋根瓦でした。
「跨ぎ鬼(またぎおに)」と言われるもの。
瓦屋さんによっては、少し下に向けるように角度をとって、
据付される方もいるとか・・・・・。(下からの見栄えなのか?)
既設の瓦、瓦桟、土などを撤去後、掃き掃除をします。
残っているのは、古いアスファルト紙です。
この上から、新しい防水シートを張り付けます。
釘の抜き忘れもありませんでした。完璧です!
今日で作業の半分量を過ぎたくらいかなー。
まだ、新しい屋根瓦はどっさりありましたけど・・・・。